2009年8月25日火曜日

ペットチップ (ペットチップ)

ペットチップ (ペットチップ)
-サイエンス&テクノロジー -2009年8月6日
犬や猫などの体の一部に埋め込むマイクロチップ。迷子になったときなどに専用の機器でチップの数字が読み取られて飼い主に連絡される。マイクロチップをつける施術ができるのは獣医師だけで、注射針より少し太いくらいの「インジェクター(注入器)」で、首の皮膚の下に埋め込む。マイクロチップは直径2ミリメートル、長さ12ミリメートル程度の円筒形の電子標識器具で、15ケタの数字だけが記録されている。チップの代金と施術費で数千円である。ペットフード協会によると、全国の犬と猫のペットの数は約2680万匹。飼い主の身元情報を管理する「動物ID普及推進会議(AIPO)」にチップを登録している総数は2009年3月末で約21万頭で1%未満にとどまる。動物愛護管理法では犬や猫などの所有者は自分の所有であることを明確にするためにマイクロチップの装着等を行うべきことを定めている。