マッシュアップ (まっしゅあっぷ)
-インフォメーション・テクノロジー -2006年10月14日
もともとは音楽用語で、クラブなどでDJがいくつかの曲を交ぜ合わせて新しい曲をつくり上げることをさしている。それがインターネット用語にも転用され、複数のアプリケーションに自由にデータを組み合わせてまったく新しいサービスをつくるという意味になった。たとえば、地図サービスと天気情報サービスを組み合わせれば、地図上で地名にカーソルを合わせるだけで、その地点の天気予報を表示するサービスが可能になる。地図情報のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)がグーグルなどによって公開されているので、気象情報のほか、観光案内といったサービスも増えている。公開されているAPIを使用すれば、高度なプログラミングの知識がなくても簡単にアプリケーションを組み合わせて新しいサービスとして提供できるため、「マッシュアップ」は急速に広がりつつある。