2009年6月10日水曜日

コンテンツ学会 (こんてんつがっかい)

コンテンツ学会 (こんてんつがっかい)
-インフォメーション・テクノロジー -2009年1月27日
「コンテンツ」はコンピュータゲームや、動画、音楽、アニメ、小説、アプリケーションソフトの中身・内容を意味し、それを制作することで著作権が生じ、売買することによって利益を生み出すものである。これまで多くのコンテンツが制作されているにもかかわらず、それについての著作権の保護や人材育成などについて統一的に話し合われることがなかった。そこで、堀部政男(一橋大学名誉教授)、杉山知之(デジタルハリウッド大学学長)、和田洋一(スクウェア・エニックス社長)ら6人がよび掛け人となって、大学、メーカー、マスコミなどの75人が発起人に名前を連ね、コンテンツを巡るさまざまな問題について話し合うための組織として2008年10月に発足した。デジタルコンテンツに関わる政策提言や人材育成が目的。研究者だけでなく、企業人や行政関係者に対しても門戸を開いており、企業にとっては、政策関係者に対して実務に基づいたアピールを行うことができる。当面は週1回ペースで都内の大学で講演会を開いて学生たちにコンテンツの重要性を啓蒙し、09年5月をメドに研究大会を開き、その後も学会誌などを発行することにしている。